床暖房/ヒートポンプ式床暖房/エコキュート床暖房 施工会社/東京・千代田区

非効率的な暖房方法について

暖房の方法には、「伝導式」「対流式」「ふく射式」の3つがあります。はじめに、それぞれの長所、短所について説明しましょう。

「伝導式」「対流式」「ふく射式」の3つの暖房方法をイメージした画像です。

伝導式暖房

伝導式暖房である電気カーペット、電気アンカの画像です。

電気カーペットやアンカ、電気毛布など発熱体に直接ふれることで身体を温めようとするやり方を伝導式暖房といいます。

この暖房方法の長所は、手軽でランニングコストが安いことです。短所は、どれも補助的なものが多く、部屋全体を温めることが難しいことです。部分的にしか温かくないため、どうしても動きづらくなります。


対流式暖房

対流式暖房であるエアコンやファンヒーター、オイルヒーターの画像です。

エアコンやファンヒーター、オイルヒーターなど室内の空気を温めることにより、身体から熱が逃げていくのを防ごうとするやり方を対流式暖房といいます。

対流式暖房の長所は、立ち上がりの時間が短く、エアコンを除いては手軽に移動ができること、比較的安価にできることなどです。欠点は、暖めれば暖めるほど空気に浮力が生まれて熱が上昇し、足元に冷たい空気が入り込んでしまうことです。

例えば、床上60cmのところの温度を24℃にしたい場合、天井面温度は40℃、床面は15℃くらいとなり20℃の温度差が生じることになります。この温度差を解消するため、エアコンやファンヒーターは、ファンによって強制的に空気をかくはんします。しかし体感的には空気の流速が1秒間に0.6メートル増すごとに、体感温度が1℃下がるといわれ、風を感じた分だけ温度設定を高くしなければなりません。


ふく射式暖房

ふく射式暖房である暖炉、電気ストーブ、床暖房の画像です。

ふく射熱のことを遠赤外線ともいいます。真っ赤に加熱した鉄を冷ますと、鉄はさまざまな色に変化して黒くなっていきます。しかし黒くなってもしばらくは熱さを発し、だんだん冷えていきます。

光も赤外線も同じ光の波であり、波長の短いものが光、長いものが赤外線なのです。温度の高い発熱体からは波長の短い赤外線、発熱体の温度が低いときには波長の長い赤外線が多く放射されます。

一般的に、波長が3~4ミクロン(1ミリの1000分の1)より長いものを遠赤外線と呼んでいます。

電気コンロの近くに手をかざすと皮膚に突き刺すような痛みを感じますが、冬の太陽光線は心地よさを感じるように、波長の短い赤外線と波長の長い遠赤外線とでは体感的に大きな違いがあります。遠赤外線は光と同じ性質を持っており、空気を温めずに直接身体に届き、皮膚の表面で熱に変わります。

太陽光線を浴びて成長する植物の画像です。
遠赤外線とは、どのような光の波であるかを説明している画像です。

遠赤外線を利用した暖房には、反射鏡の付いた電気や石油、ガスストーブ、また暖炉、床暖房などがあります。 発熱体の温度の上昇に比例して大量の遠赤外線が放射されますので、即効性は最も優れています。


床暖房はCO2削減に貢献します

東京近郊にお住まいのMさんは、自宅を仕事場にしていることもあり、一日を通して床暖房をお使いです。

燃料は灯油ですが、使用量をもとに平成17年1月(平均気温3℃)の必要熱量を求めたところ、1平方メートル当たりの必要熱量は45ワットでした。温風暖房の場合は100ワットほど必要ですので、それに比べて半分のエネルギーで暖房効果があることになります。これだけ維持費が経済的なのは、床暖房では空気を温める必要がないことにあります。それはCO2排出量が抑制されているともいえます。


1平方メートル当たりの必要熱量表

床暖房
50ワット/h(実測地)
エアコン、ファンヒータなどの温風暖房
100ワット/h

注)冷えた部屋を暖房し始めるときは、300ワットほどの熱量が必要になります。


床暖房の知識:次の記事は

床暖房のメリット・デメリット